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ぶらり商店街

馬車道商店街 【丸りおなのぶらり商店街】

丸りおながマイルートと一緒に横浜の商店街を巡るこのコーナー。今日は2回目のお出かけです。みなさんは10月31日はハロウィンの印象が強いと思いますが、実は横浜のとある商店街と繋がりのある日でもあるのです。横浜とゆかりのある「10月31日」とは何の日だと思いますか?


それは「ガスの日」です。明治5年(1872年)10月31日に横浜のガス灯が灯されたことから「日本ガス協会」がガスの日と定めています。ガス灯と深い関わりのある馬車道商店街では、毎年ガス灯フェスティバルや馬車道まつりが行われています。(2020年は新型コロナウイルス感染症流行のため中止)


本格的に秋が深まってきたので、今日は「芸術の秋」を馬車道商店街で感じながら散策したいと思います。歴史や文化・アートに触れて新しい発見ができるといいな。


出発はJR関内駅の北口からスタートです。バリアフリー化工事が行われてきれいに整備されたJR関内駅の北口です。


マイルートのアプリで現在地を確認しながら、まずはここから馬車道商店街の入り口まで行ってみましょう。

馬車道は、開港当時は外国人居留地となり、日本では珍しい馬車を使って多くの外国人が往来していたことから「馬車道」と名付けられたのだそうです。線路沿いに馬車道方面へ歩いていくと、広場がありました。

ここは馬車道ひろばという広場になっていて、足元にはチェス盤のような模様ができています。


実はここは「もののはじめチェス盤」。
良く見るとマス目に1つずつ馬車道が発祥となるものが刻まれています。


馬車道商店街は、レンガ作りで広く作られた歩道がとても散策しやすいですね。
メインストリートの馬車道通りをまっすぐ海の方へ向かって歩いていきましょう。

少し歩くと、親子の像がありました。
“太陽の母子像”というそうです。


1976年にアイスクリーム発祥の地を記念して作られた像で、馬車道はアイスクリームの発祥の地なのだそうです。元々氷菓子を売っていた町田房造がアイスクリームを販売したのが始まりだそうです。

アイスクリンという名前から始まったというアイスクリーム、例年は5月にアイスクリーム発祥記念行事が「馬車道マルシェ」と一緒に開催されているそうです。馬車道でアイスクリームを味わいたい方には、馬車道あいすがオススメです。

実はこの馬車道あいすは、馬車道通りに面した「平安堂薬局」さんで「横濱馬車道あいす」を買うことができます。


ごく普通の薬局なのですが、店内に入るとアイスクリームがケースに並んでいます。


もなかアイスを買って、ベンチで一口。


バニラアイスというより牛乳の味わいが強く感じられる口溶けのいいアイスとしっかりとしたもなかが食べごたえのあるアイスです。